2001年8月1日、阪急神戸線夙川駅前(兵庫県西宮市)にペインクリニック(痛みの専門医院)を開設いたしました。当時の西宮市では、初の本格的ペインクリニック医院の誕生でした。開院以来、近隣はもとより遠方からもたくさんの患者さまにご来院いただいき、2016年1月までに、およそ1万人の患者さまの治療を経験してきました。

ペインクリニックとは、人を苦しめる痛み(頭痛、神経痛、腰痛、肩痛、膝痛など)を総合的に診断し治療するクリニックのことです。
「痛みを治すこと」は医療の原点です。痛みがあると、腹が立つし、不安にもなる、また気持ちがふさぎます。不快な感情により、他人への思いやりや気配りがなくなり、仕事や家事がはかどりません。痛みに苦しめられると、まるで人格さえ変わってしまいます。われわれの治療が功を奏すと、痛みも消え、後遺症もなくもとの自分に戻ることができます。生き生きと生活が送れるようになります。原因が不明の痛みもたくさんあります。

「痛みに苦しむ人を助けたい!」開院時の初心を忘れずに、ハートウォーミングな治療を、最高の技術とスタッフのおもてなしで提供していきたいと考えています。

大阪大学医学部附属病院での豊富な多汗症の治療経験をもとに、多汗症の専門外来をオープンしています。開院以来、全国よりたくさんの多汗症患者さんが受診されています。多汗症に対する最良の治療法を選択し提供しております。

シミズクリニック 院長 清水 唯男  


診療時間

診察受付時間は下表のとおりです。診療時の待ち時間をできるだけ少なくするために、予約制を導入しています。初診の場合や神経ブロック治療を希望される場合には、できる限り、事前に電話予約してください。

 月 日・祝
午前9時〜12時
午後4時〜7時
午後2〜5


交通アクセス
阪急神戸線夙川駅(南口、ダイエー方面)出口より出て、左手正面の横断歩道を渡り、三和銀行方面(西へ約200メートルの地点にあります。徒歩約2分です。                                                   

  ( 詳細地図 )
 

設備
癒される医院環境を第一に考えています。最新の医療機器の導入はもちろんのこと、採光、照明、色調、音楽にもこだわっています。



一般的に、腰痛や膝の痛みに苦しむ患者さんは整形外科、頭痛に苦しく患者さんは神経内科もしくは脳外科を受診されることが多いと思います。
いたみの原因がよく分からない場合、みなさんは、何科を受診されますか?

他科に比べてペインクリニックは知名度が低いことは否めませんが、ペインクリニックとは、痛みを専門にする診療科のことです。
痛みの原因は千差万別、多種多様な病気により痛みが発生します。急激に出てきた痛みは異変を警告し、からだを守る役割を果たしますが、慢性(だらだら続く)の痛みは、決してヒトのこころとからだに良い影響をもたらしません。
適切な対応をしなければ、生活の質(QOL:Quality of Life)を著しく損ない、人生そのものを台無しにしかねません。

痛みを総合的に診断し治療していくには、麻酔科、整形外科、神経内科、脳神経外科、心療内科、精神神経科などの幅広い知識が必要です。
現在の医学教育により、一般的に個々の医師はそれぞれ、臓器や疾患別の専門分野(スペシャリティー)を持つことになります。
しかし痛みの原因が自分の専門分野の病気でなければ、診断治療さえできないということがままあります。
ペインクリニックでは、痛みに対する幅広い知識をもった専門家が、診断、治療にあたります。
手術やより専門的な治療が必要と判断した場合には、大学病院の専門医師などへの紹介もいといません。
「患者さんの痛みを総合的に診断し治療する」それがペインクリニックです。




痛みの原因を探ることが、痛みの治療の第一歩です。痛みの原因がわかればそれに対する治療を行います。しかし、いくら原因検索しても原因がよくわからない痛みがこの世の中にたくさん存在することも確かです。また原因が分かっても治療法がない場合もあります。痛みの治療方法は大まかに分けて以下の治療法があります。

薬物療法
通常の痛み止めの薬だけではなく、種々の専門的な薬を使用します。神経痛にはある種の抗うつ薬、抗不整脈薬、抗てんかん薬などが効果的であることが分かっています。また慢性の痛みには漢方薬も使用します。漢方薬は強い鎮痛効果はもたらしませんが、生体のバランスを保つことにより痛みを軽減する作用があります。

神経ブロック療法
局所麻酔薬などを使用して一時的に知覚神経や交感神経を麻痺させる方法です。多くの医師も誤った考えをしていることが多く、一時しのぎの治療と考えられがちですが、実際には数回の神経ブロック治療により劇的に痛みが治癒してゆくことがしばしばあります。神経ブロックがもっとも効果的なのは、適切な時期に、熟練した医師により行われる神経ブロックです。腰痛、頚部痛、神経痛には絶大な効果を発揮します。

手術
実際、痛みやしびれのみの症状しかなければ、ほとんどの場合、手術の適応となることはありません。ただし急激に発症してきた痛みに、意識障害、血圧の低下、運動麻痺(足が動かないなど)が合併する場合には緊急手術が必要なことがあります。

物理療法、電気刺激療法
慢性の痛み(長わずらいの痛み)は、原因がよく判らないか、原因がわかっても根本治療できない場合が多いようです。
このような痛みには、電気バリ、低周波、干渉波などによる電気刺激療法が効果的です。また温熱療法(局部を光線などで暖める)も副作用がすくなく非常に応用範囲が広い治療法です。当院にある半導体レーザー治療器は近年痛みを緩和する作用が認められてきました。これらの治療法は長期にわたる継続が必要であることが多い反面、「痛みを伴わない痛みの治療法」という点で優れています。

心理療法
痛みがあれば不安になるし、気持ちも塞ぐ。外出するのもおっくうになる。家事なんてできない。また一般に活動性が低下すると痛みは強くなります。痛みが強くなると、よけいに不安になり気持ちが塞ぐ、活動性が低下する、そして一層痛みが増強します。心理的サポートなき痛みの治療はあり得ないのです。
慢性の痛みの場合、痛みがあるからといって家に引きこもったり、何もできないという考えはいけません。すこし考え方を変えるだけで、痛みが軽減する場合もあるのです。心理療法を併用することにより一層痛みは軽減してゆきます。当院では、外来診療の会話の中に、心理療法(認知行動療法など)エッセンスを取り入れています。何気ない会話により患者さまが元気を取り戻してゆくことが、ままあります。

代替治療
マッサージや鍼灸治療も症例によっては劇的な効果をもららす場合があります。神経ブロックなどと併用することにより一層効果が高まります。



大阪大学医学部附属病院在職中より多汗症治療を担当、現在も多くの多汗症患者さまが受診されます。豊富な治療経験より、手術にかたよらない、最も適切な治療を提供して参ります。現在、当院では手術治療を行っていません。手術が必要と判断した場合は、関連病院へご紹介いたします。
 → より詳しい多汗症の治療内容についてはこちら


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     TEL (0798)39−1215
     FAX (0798)39−1225
     URL http://www.shimizuclinic.com
     Email shimizuclinic@nifty.com

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